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井原とデニムの関係!
倉敷市児島は「ジーンズ発祥の地」井原は「デニムの聖地」として有名ですが、井原市とデニムの歴史は、井原市に綿づくりが伝わった戦国時代末期にさかのぼります。
やがて江戸時代に藍の栽培が始まったことで、藍で染色した綿糸で織った木綿布が全国に広まりました。明治時代になりこの地域で作られた小倉織が「備中小倉」として海外にも輸出されるようになったとか。
その「備中小倉」の中に、「裏白」と呼ばれていた、表面が藍色・裏面が白色の厚地織物があり、まさにアメリカで「DENIM」と呼ばれていたものと同様であったことから、国産デニムのルーツとも言われているそうです。
デニムの聖地、井原!
本格的なデニム生地が日本で作られるようになったのは1970年代。当時は糸の芯を染め残す技術や、厚いデニム生地を縫うことができるミシンがなかったりと、様々な試行錯誤があったそうです。飽くなき探求心の結果たどり着いた「井原デニム」は全盛期にはジーンズ国内生産の70%を占めていたそうです。今でもデニム関連事業社が集結するデニムの聖地として有名になりました。
井原界隈は、インディゴ染色から織布、縫製、加工場などデニム関連事業社が集結する一大産地です。世界が認めるハイクオリティーな技術力があり、世界のトップブランドからも注目されています。
デニムはまだまだ未知なる可能性が!
井原デニムを盛り上げる星空をイメージしたデニムバッグや話題沸騰の「デニム着物」をはじめ、デニム小物など素敵なデニムアイテムもたくさんあります。休日はデニムショップ巡りも楽しめる井原はワクワクがいっぱい詰まっています。