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コラム:とある彫刻家と井原。その熱にふれる

日本を代表する彫刻家、平櫛田中

田中が残した名言、その意味

チャレンジ精神が根付く井原市

日本を代表する彫刻家、平櫛田中

井原市と言えば…彫刻家の平櫛田中を思い浮かべる人も多いと思います。

市内には「田中美術館」もありますが、知らない県外の人は「たなか美術館?」と読んでしまう人も!

間違いですから!



その名は、井原市が誇る偉人「ひらくしでんちゅう」です!

明治から昭和にかけて活躍した日本を代表する木彫家です。

代表作「鏡獅子」は国立劇場に展示されています。

もう1つ、井原駅前広場の彫刻「扇」の作者澄川喜一氏は、東京芸大で田中の教え子だったとか。

二人とも文化勲章を受章されています。ご縁が繋がりますね。

田中が残した名言、その意味

100歳を超えてなお現役として活躍した日本彫刻界の巨匠!

そんな田中が残した語録の中で「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」という有名な言葉があります。

まさにチャレンジ精神が100%濃縮された説明不要な言葉ですね。

また、「六十七十ははなたれこぞう おとこざかりは百から百から」も田中の言葉。

100歳過ぎてもなお30年分の木材を用意していました。

107歳で天寿を全うするまで、衰えなかった彫刻への熱意・意欲は素晴らしいですね。

チャレンジ精神が根付く井原市

井原市はそんな田中のマインドを風土としてしっかりと継承する町です。

その名言が印刷された「名言のれん」は、井原市のお宅にはほとんどあるという"井原あるある"が存在するとか。

穏やかな人柄の中に熱きものがある井原市民のルーツはここにあったのですね。

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